
痩せたのに疲れやすい…その理由、筋肉にあります。
「最近、体重は減ってるのに、なんだか疲れやすい」
「前より細くなったのに、冷えやすくなった気がする」
そんな方は、“筋肉の減少”が起きている可能性があります。
■ 体重だけを減らすダイエットの落とし穴
多くの方が「ダイエット=体重を減らすこと」と考えがちですが、実はそれだけでは健康とは言えません。体重はあくまで総重量であって、筋肉・脂肪・水分などの合計にすぎません。
重要なのは、「体脂肪」と「筋肉」のバランスです。
たとえば体重が3kg減っても、その内訳が【筋肉2kg減+脂肪1kg減】だったら、代謝は落ち、疲れやすくなり、リバウンドのリスクも高まります。
■ 筋肉が落ちると、どうなる?
筋肉は、単に「動くための器官」ではなく、以下のように多くの重要な働きを担っています。
- 基礎代謝を維持:筋肉が1kg減ると、基礎代謝は1日あたり約13kcal減るとも言われています。
- 熱を生み出す:筋肉は体温維持にも不可欠。減少すると冷えやすくなります。
- 糖代謝に関与:筋肉は血糖を取り込む最大の器官。筋量が減ると血糖コントロールが乱れやすくなります。
また、筋肉が少ない状態で減量を続けると、体の栄養状態が悪化し、疲労感・集中力低下・免疫力の低下などの影響も出てきます。
■ 体組成を見よう!体重より中身が大事
体重だけを見て一喜一憂するのではなく、体脂肪率・筋肉量・内臓脂肪など、体の「構成」をチェックすることが大切です。
特に女性は、筋肉量が男性より少ないため、過度な食事制限ダイエットで筋肉を失いやすい傾向にあります。
■ 健康的に“引き締めたい”人へ:大切なのは「減らすこと」と「守ること」
理想的なダイエットは、「筋肉は維持 or 増やしながら、脂肪を落とす」こと。
そのためには…
- タンパク質をしっかり摂る
- 軽い筋トレや運動を取り入れる
- 無理な糖質制限をしない
- 睡眠・ストレスもケアする
といった、代謝を落とさない食生活や習慣が重要です。
■ まとめ:体重は“目安”、中身こそが“本質”
これからは、体重計だけでなく体組成計にも目を向けてみてください。
数値の変化があまりなくても、「筋肉が増え、脂肪が減った」なら、それはまさに理想の体の変化です。
「なんとなく疲れやすくなった…」と感じたら、
まずはご自身の筋肉量と体脂肪率を見直してみることから始めましょう。
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