
皆さんこんにちは。痛みケアと美容の整体院 ふみらぼ亀有の水越誠です。
今回は、慢性的な背中の張りや腰の違和感に悩んでいる方に向けて、意外と知られていない「血糖値の乱れ」が原因となるケースについて解説していきます。
背中や腰の張りは”糖質の食べ方”が原因かもしれません
マッサージしてもすぐに元に戻る背中や腰の張り。その原因が、実は食事にあるかもしれないというと驚かれるかもしれません。
糖質を多く摂った後、血糖値が急上昇すると、体はインスリンを分泌してそれを下げようとします。しかしその反動で急激に血糖値が下がると、今度はアドレナリンやコルチゾールといったホルモンが分泌され、血糖を上げようと働きます。
これらのホルモンは同時に交感神経を優位にし、筋肉を緊張させる作用も持っています。その結果、背中や腰の筋肉が常に緊張し、”張り”として現れてしまうのです。
自律神経と筋緊張の関係
実際、交感神経の働きと筋緊張との関連については、いくつかの研究でも示唆されています。
Nagata et al., 2014 によると、交感神経刺激は脊柱起立筋の持続的な収縮を促進する可能性があるとされています。 (J Physiol Sci. 2014;64(1):45-52.)
つまり、血糖値の変動が交感神経のバランスを崩し、それが筋肉の緊張に直結する、というメカニズムが科学的にも支持されているのです。
血糖値の安定で、筋肉はゆるむ
だからこそ、ただ外からほぐすだけではなく、「内側から整える」視点が大切です。
血糖値を安定させるためには、以下のような食習慣の見直しが有効です。
- 糖質の単独摂取を避ける(パン+ジュースなど)
- 野菜やたんぱく質を先に食べる(いわゆるベジ・ファースト)
- 朝〜昼の糖質量をコントロールする(甘いパンや菓子パンを避ける)
食事を変えるだけで、腰や背中の張りが劇的に改善した方も少なくありません。
本当に改善したいなら、まずは内側から
「姿勢が悪いから」「座りっぱなしだから」だけでは、なかなか根本的な解決にはつながりません。
もしあなたが今、背中の張りや腰の違和感に悩まされているなら、ぜひ”食事”と”血糖値の安定”という視点を取り入れてみてください。
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