慢性的な肩こりの“根本原因”、交感神経と栄養の視点から読み解く
肩こり=姿勢や筋肉の問題。
確かにそれも一因ですが、それだけでは“慢性的”にはなりません。
実は、慢性の肩こりは【交感神経の過剰な緊張】と【栄養不足】によって、
体の内側から維持・悪化していることが多くあります。
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■交感神経の過緊張と筋緊張の関係
血糖値の乱高下やストレスにより、アドレナリンが過剰分泌されると、
交感神経が優位になり、筋肉が緊張しやすい状態に。
この状態が長く続くと、
筋肉の血流は悪化し、乳酸などの代謝産物が蓄積、
“慢性的なこり”が固定化されてしまいます。
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■栄養不足が筋肉・神経に及ぼす影響
• ビタミンB群(特にB1・B6)は神経伝達や筋疲労の回復に不可欠。
• 鉄分は酸素運搬に関与し、不足すると筋肉疲労を招きやすくなります。
• マグネシウムは神経の興奮を抑え、筋肉の収縮と弛緩をコントロールします。
実際に、これらの微量栄養素の欠乏が「筋緊張や慢性疼痛と関連がある」とする研究もあります。
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マッサージやストレッチでは一時的な改善しか見られないのは、“内側の要因”が残っているから。
肩こりを本気で改善したいなら、神経と栄養の視点からのアプローチが必要です。
当院では、栄養相談・食事指導も含めて、
体の内側からのケアをサポートしています。
「自分もそうかも…」と思った方は、
ぜひDM・コメントからご相談ください。
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