「痩せたのにリバウンド…?」ファスティングの落とし穴と“脂肪を落とす設計”とは
ファスティング(断食)は体重を落とす手段として人気がありますが、
その「体重減少」は本当に“脂肪”が減った結果でしょうか?
実際には、ファスティング初期に減るのは 肝臓や筋肉に蓄えられていたグリコーゲンと、
そのグリコーゲン1gあたり約3gの水分。つまり、落ちているのは糖と水分なのです。
さらに、栄養を補わずに断食をすると、エネルギー源として筋肉のタンパク質が分解される可能性もあります。
これは基礎代謝の低下を招き、「痩せにくく太りやすい体質」になるリスクを高めます。
■ 脂肪を落とすために必要な条件
脂肪を効率よく燃焼させるには、代謝酵素の働きが不可欠です。
その酵素を活性化させるために必要なのが ミネラルやビタミンなどの補因子。
つまり、栄養の補給をしないままのファスティングは、
脂肪燃焼が進まず、かえって代謝が落ちる原因になるのです。
■ 正しいファスティングとは?
- 代謝に必要なミネラル・ビタミンを断食中も摂取する設計(例:ミネラルファスティング)
- 筋肉の分解を最小限に抑えつつ、脂肪代謝を優先的に進めるサポートを行う
- 無理のない期間と方法で、リバウンドのない健康的な痩身を目指す
ファスティングは「痩せるための魔法」ではありません。
栄養の裏付けがあるからこそ、“脂肪を落とす手段”として機能するのです。
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